「北京で仕事をやってみないかと言われたらいかがですか?」
「わたしは行って良かった!そう感じています。2020年には世界の黒髪人口は3分の2になると言われています。」
と冒頭から講師の見解に引き寄せられるようにセミナーはスタートしました。主催者は美容求人誌最大手である株式会社セイファートが運営している海外キャリアデザイン事業部。
「中国でカット料金が一番高い人はいくらでしょうか?(参加者に質問を振る)・その価格は16万円予約は2ヶ月待ち・その人はヘアメイク上がりの美容師です。中国では超富裕層が5000万人以上います。年収1000万・美容にお金の使える人たちが多く存在します。
日本は平均的な国・標準化している国です。新卒初任給もほぼ皆さん同じくらいの金額です。中国は違います。成果主義、結果主義です。スキルや価値があるひとには所得が増えるのです。」
ここで一例を紹介され、「北京オリンピックが開催された会場でアジア各国から代表するスーパーライブ6万5000人うちエグザイルが紹介された時に立ち上がった観客は約1000名、スーパージュニアは6万5000人だったそうだ。」
「市場に日本人が少ない、、。アジアに10000人出て行くことができればと考えている。アジアの美容市場を取りに行っていない。台湾、韓国は先に事業を興している。我々の考えでは日本の美容師が少なすぎる。アジアに考えを向けられている皆様の感覚は間違っていない。」
年間60名程の美容師が中国に限らず欧米ヨーロッパに向けた海外プログラムに参加し、出国しているという。
美容師としてのキャリアをどのように描くのか。それは数多くの選択肢の中から適切な手段を選ばなければならない。
私たちは年間60名を遥かに超えた美容師と仕事をさせてもらっている。現在、レンタルミラーの価値を正しく伝え切れているだろうかと考えさせられた、そのように感じたセミナーでした。まだまだレンタルサロンが不足している現状にイノベーションを起こしたい。
独立や個人で活躍する美容師の支えとなるサービスを提供したい。
そのように良く考えているのです。